不登校児には親の人生を語る
こんばんは。 「不登校のママは1人じゃないよ!」不登校児の経験カウンセラー山田久美です。
ご訪問ありがとうございます♪
「たまにはパパからも学校行くように言って!」
「いつも帰りが遅いんだから休みの時ぐらい話を聞いてあげて!」
夫婦の会話でこんなやり取りを1度はされているのではないでしょうか?
私は今ではシンブルマザーで子育て中ですが、結婚していた時期はこの言葉を何度も言ったことがありました。
不規則な生活で子供と接する時間がなかった元旦那に私はイライラしながら伝えたことがあるの。
次女が不登校になった時はすでにバツイチでしたので、その会話は成り立ちませんでしたが、長女が小学校の時とかに「話を聞いてあげて欲しい」とお願いしたことがありました。
でも元旦那は普段から子供と接することが仕事柄出来なかった?のでいざ私がそんなことを言ってもどう対応して話を聞けばいいのかが全く理解できなかったようです。
普段はどのご家庭でもママが中心になって家庭を切り盛りしているので子育てもママとの接触が多くなるでしょうね。
でも今は育メンなんて言葉もあるぐらい積極的に育児に参加されているパパも多いですよね。
しかし実際はやっぱりママの方が接する時間が多くなるでしょう。
そして学校へ行きたくない、行かれないってなってくると家族で話することも多くなるでしょう。
そんな時に私がやったことはね、パパがいなかったからパパの役目もシングルだと引き受けるわけ。
でね、学校へ行かないって言うようになり何度も何度も自分との気持ちに葛藤している時にね、次女に語ったことがあったの。
それはね、自分の幼少期の人生を語るってこと。
自分の人生を語るって親が子供にしてみることって意外と子供は驚くことが多いのね。
実際に私はこんなことを伝えてみたの。
「私が小学校の時は給食はいつも食パンでね、たまにご飯がでたの、カレーライスよ。でもね、それがおいしくてね、1ヶ月に1度しかないご飯の日が楽しみでね、給食が楽しみで学校へ行ったり、友達と遊ぶために学校へ行っていたかな・・・」
すると次女は「え~パン食だったの?今ならイヤだな・・・やっぱりご飯でしょう!」
「遊びが主体だったの?」
「学校で何して遊んでいたの?」
「先生はどんな先生だったの?」
次から次へと質問攻めにあったのね(笑)
「え、勉強好きじゃなかったの?」
「うん、嫌いだったよ、だからテストなんていつも低かったあ」
「親にいつの勉強しなさい!って言われていたのよ」
凄く他愛もない話かもしれないね。
でもね、子供は親がどんな風に学校生活を送っていたのか?何が楽しかったのか?を知るのって結構響くのね。
どんな思いで学校生活を送っていたのか?
学校で何が楽しかったのか?
どんなことが思い出に残っているのか?
そんな本当に親の今までの人生を語るってことをすると必ず子供には響く。
これをね、パパがいらっしゃるご家庭ではやってみるといいかな?
・・・で学校へ行かれないって言っている不登校児にどんな気持ちで学校へ行って欲しいって思っているのか?とか親の素直な気持ちを伝えてみることって意外と子供は興味があるんだよね。
ママでもいいけど、どちらかというとパパって子供にとってはいつもなかなか触れ合えない存在なんだよね。
そんなパパから自分の小学校や中学校などの話を聞けるって凄く貴重なんだよね。
私は自分の学校生活を喋ったわけ。
そうすると子供は「パパのそうだったんだな・・・」とか「パパも勉強嫌いだったんだな・・・」とか何かを感じることができるんです。
親の人生を語るって正直ね、難しい話になりそうだと思うだろうけど言葉をかみ砕いて説明したりして親の想いを伝えることをすると子供は今の自分の気持ちに少しずつでも響くんですね。
劇的に変化は見受けられないかもしれませんが、それを少しずつ伝えてみる。
親の生きざまを子供が知るということ。
もちろん、全てではないかもしれない。
でも親もどんな子供だったのかな?という興味、これって凄く子供はあるんですね。
そんなことを少しずつでも話せるようになれるときっかけ作りになることもあるのね。
ただ「学校へ行きなさい!」「どうして学校へ行かないの?」って言葉より大切なことを学べる機会だと私は感じました。
最後までお読み頂きまして有難うございます♪
0コメント