不登校でも子供の成長を見て欲しい
こんばんは^^
不登校児の経験カウンセラー山田久美です。
いつもブログを読んで頂き有難うございます。
今日は次女の中学校PTAの委員会があって参加してきました。
幼稚園でも小学校でも中学、高校でもPTAというものが子供が学校に行っていると何かとお世話になる?ものだろうと感じます。
今年は地区の支部長というものに当たってしまって、今日は役員全員が参加する会議へ出てきました。
確か小学校の時も何かしらの役を引き受けなければならなくてやった経験があります。
不登校を抱えている親御さんは役の順番やくじ引きなどで当たってしまった時は役をやるのがイヤだな~と感じると思うんです。
私の次女は小学校4年の終わりから不登校を経験した時には役員が6年生の時に当たってしまいました。
幸い6年生の時は次女は学校へ復帰し始めていた時期でもあったのすが、学校へ行くことはいいのですが、同じ学年の親たちに会うのが凄く嫌だな~って思った時があったの。
だって学校へ次女が行かれないって知っている親が多かったからね。
「最近どお?学校は来てる?」
「〇〇ちゃん、元気してる?」
「先生との関係はどお?」
色々なことを聞いてくる方もいるだろうし、もちろん聞いてこない方もいました。
私はコソコソ言われるのが嫌いだったので、よく話をするママには「うん、元気でやっているよ~」と言えるし、あえて自分から「ポツポツ学校へ行けるようになってきた」と伝えてしまう時もありました。
話すのがイヤだなって思っていても子供のことなので、学校の行事や役はなるべく引き受けるように努めてきました。
役をやったりすると何がいいのか?っていうと不登校児を抱えている場合は先に学校の情報が知れるという点が私には凄くよかったと感じています。
担任ではない先生との会話はほとんどないけど、「〇〇ちゃんのお母さん」ってなると子供の顔を覚えているのが先生なので、「あ~〇〇ちゃんのお母さんなんですね!」と先生も声を掛けてきてくれるんです。
次女の通っていた小学校は不登校児が多くいたこともあり、当時の校長先生が力を入れてくれていたんですね。
不登校支援に対しては凄く理解があった方ではないかと今でも思います。
でもそんな環境でない場合もあるんですよね、悲しいことに・・・
もちろん先生だって感情があるだろうし、さまざまな先生がいます。
不登校になった生徒に親身になって相談に乗ってくれる先生。
不登校になって家庭訪問をしてくれる先生。
子供の話に耳を傾けてくれる先生。
本当に色々な先生がいます。
学校へ行く行かないってことよりも子供にちゃんと目線を合わせてくれて、それを受け止めてもらえると親としては凄く安心していられる部分もあるんですよね。
だって親は子供が不登校になって不安だらけ・・・
そして親も過敏になっているんです。
ちっとした一言でもやはり不登校を抱えている親にとったら天と地の差があるほどだと言っても過言ではないんです。
それには言葉という1つのものでも凄く親にとっては嬉しくなるし、逆にそれがネガティブになってしまう時もある。
お願いだから今一生懸命戦っている生の子供の姿を見て欲しい!!
そう思わずにはいられないことだってあるのが実態。
全てを学校に求めているわけではないんです、親も。
家庭でやらないければいけないことだってあるというのもわかっている。
不登校を抱えている親はただ理解して欲しいんです。
今子供が現状学校へ行かれなくても明日が見えなくても針の穴でも成長している。
宿題をやってなかった不登校児が少しだけでも教科書が開けた。
1日は学校へは行かれないけど、1時間の授業だけでも受けられた。
教室には行かれないけど、保健室には行けた。
学校へ足が向かないけど中間教室なら行けてる。
クラスの行事だけでも出れることが出来た。
ほんの一握りの1歩を進めているのが不登校児。
その変化は親が1番わかるんですね。
その一握りでもそれは凄く成長できている証拠。
笑顔がなく暗い顔をしていた子が頬を赤く染めて話をしてくれた。
こんな当たり前のような当たり前がちょっとしたことで変化となって現れた時に先生にも気づいて欲しいし、察知してもらえると親としてとても嬉しいことなんです。
親の元気が子供の元気に繋がるものなんですよね。
親が元気になれるかどうかは不登校児を抱えていてもいなくても言葉の言い方だったり表現の仕方だったりで凄く元気になれる。
不登校児と一緒で「あ・・・先生は理解してくれたんだな・・・」って思える瞬間がくると学校と親との対立は少なくなるのではないのかな?って日々感じます。
求めるものは「わかってもらえる先生」なんですね。
多くを求めるのは難しいけど、ほんの少しでも理解されると嬉しい~って感じられると親も子供もいい方向へ導けるのではないのかな?って感じます。
大人の私達が子供を導いていかないといけないのが社会です。
子供の未来を切り開けるのも大人の私たちなんだろうなって日々感じます。
最後までお読み頂きまして有難うございます♪
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