不登校の次女が自分を受け入れることができたものとは?
こんばんは。
不登校児の経験カウンセラー山田久美です。
ご訪問下さいましてありがとうございます。
私の次女が小学校4年生の終わり。今から5年半ぐらい前に不登校になりました。
私は次女の不登校を受け入れることが出来なくてね、自分で物凄い葛藤をしたんです。
そんな時に私が今、カウンセリングメニューに入れてますISD個性心理学というものがあるんですがそれに出会った経緯やこれを知って欲しいという強い想いがあり何度かに分けて書いてみようと思います。
私が次女の不登校で悩んでいた時に当時の不登校支援の先生から「お母さんが今の次女を受け入れていくこと、母親が楽しく生活をしていくことで子供は凄く満たされるんだよ」と教えてもらいました。
そこから私は自分をもう一度見つめ直そう、次女と共に前を向かないといけないって思ったんです。
自己投資して色々なものを学びました。
★自分の心のブロック解除ーマインドブロックバスターという資格を取りました。
★アドラー心理ー「勇気づけ」という講座を受けました。
★パステル和アートという指を使って絵を描くための講師資格を取りました。
★ヒーリングで自分を癒すこともしました。
とにかく色々なことをすることで自分の自己肯定感を上げるために習得したりカウンセリングをしてもらったりしたんです。
そうすることで次女に対する自分の枠組みを取っ払いたいと思ったからなんです。
だって私は「学校へ行かせる」ということが私の中では最終目的だったからなんです。
でもね、その最終目的が本当に次女はできるのだろうか?
学校へ行かせれば私は納得するのだろうか?
果たして次女は学校へ行くのだろうか?
そう考えたんです。
だってその時の私の顔は笑顔すらなく毎日暗い顔をしていたんです。
不登校の相談にも行ったけど不登校がすぐ解決することはなかったんです。
でも苦しくて辛くて自分がどうにかなってしまう、自分の気持ちがダメになってしまうって思ったし親の私自身の立て直しをしないと前に進まないって感じたんです。
そんなある日たまたま私はイベントでISD個性心理学という自分を知ることができるツールという部分に惹かれてセッションして頂いたんです。
私はこれは面白いな~って感じてね、民間資格ではありましたがとにかく勉強してみたくて講座を受けることにしたんです。
学ぶとそれはそれは深くてね、占いではない学問という部分と自分を知ることで次のステップである相手を知ることができるということで次女を知りたくて学んだんです。
私はそれまで不登校が受け入れられなくて次女が甘えていると勘違いしていた私は次女を布団から引きずり出したり学校へ行かせようとしたりしていたわけです。
でもそんな無理やりなことをやっていたから全く学校へ足が向かなくて心の殻に閉じこもってしまったんです。
ますます悪循環に陥っていた時に私はISD個性心理学を次女に当てはめてみたらわかったことがあったんです。
それは次女はとても繊細で敏感な子供、そして厳しい教育ではなく優しく磨いて磨いて育ててあげなければいけない子供だったんです。
これには私は衝撃が走ったんです。
何でかというと私は全く逆のことを普段していたからだったんです。
甘えているからと布団から無理やり起こしたり、行かれない次女に腹を立ててしまったりね、それはそれは悪循環だったんです。
すっかり殻に閉じこもってしまったときには次女は1年間学校へ行かれないという事態になっていました。
だからこれは何?って思い学んでみると凄く深い学問だということだったんです。
そこから私は自分の事を知り、次女を知ることで何をこれからしていけばいいかが明確に見えてきたんです。
そして全国で講演活動をしている方が長野県で講演をしてもらう場所へ次女を連れて行った時に次女にも衝撃が走ったんです。
そのISD個性心理学の仲間がたまたま次女を見て話をさせて欲しいと言ってきたんです。
その方は講演会に参加していて次女の分析結果を見て次女にこう呟いたんです。
「凄く繊細だよね、そして今まで一生懸命頑張ってきたんだね。」
「今まで大変だったよね、学校に居る時と家に居る時と違うから苦しかったよね」
とにかく次女を認め、同じものを共有したかのようにその方が次女の性格の特徴とこれからのことを丁寧に伝えてくれたんです。
私は次女の顔を見ながら涙が溢れてしまいました。
その時次女は笑顔で話を聞いていたんですが、帰り道の車の中で次女は大泣きをしたんです。
それは自分のことを認めてくれてわかってくれて、たった1枚の自己分析シートだけを見て次女の全てを伝えてくれたその方への感謝と嬉しさと複雑な思いが一気に涙になった瞬間だったんです。
あ・・・こうやって自分をわかってくれる存在、自分はこれでいいんだという思いを受け止めてくれたその方への感謝と自分のことを知ったことで何かが吹っ切れたんでしょうか。
そこから次女はそれまで人に会うこともダメだったのに私と一緒に色々な方に会うチャンスを作りだしてきました。
そして次女は自分でもこのISD個性心理学を学びたいという思いになり今ではある程度の分析を出来るまでになったんです。
そして自分でその資格を取りたいという気持ちにもなり今次女はISD個性心理学のインストラクターになっています。
そして次女は不登校という壁を乗り越え今年から高校生になります。
次女の変化が見られたISD個性心理学で次女は今、周りの友達などを検証してコミュニケーション作りに役立てているんです。
子供のきっかけって何が本当にあるかわからない。
子供達は多くの可能性を秘めている。
そこを理解して伸ばしてあげるだけで不登校という壁も乗り越えるきっかけにもなるんですね。
それには親がどんな風に子供に接してあげるのか?
どんな考え方をしているのだろうか?
何が得意なんだろうか?
もともと持っている生まれ持った個性とは何だろうか?
そこを理解するだけで数倍も生きやすくなるんだなって実感を私自身が経験したんです。
不登校という壁は高いかもしれない。
子供1人1人の性格も不登校になったきっかけも対応の仕方もそれぞれに違います。
だからこそ難しいし、悩むし、どうやったら個性を伸ばしていけるのかってところをさらに分解してお伝えできればって思ってます。
不登校児だって個性がある。
そして必ず立ち上がることが出来る。
私はそう信じています。
最後までお読み頂きまして有難うございます。
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