不登校になった子供を持って初めて自分の問題に気付く

こんばんは。
不登校児の経験カウンセラー山田久美です。


今日も多くのブログから私のページへお越し頂きまして有難うございます。


不登校の問題って深いしその子その子によって対応が様々だから「これをやると絶対に学校へ行かれますよ」ってことはありません。(これ断言できるわ~)


だって私も経験したけど、親は可愛い我が子が学校へ行ってくれる日を待ち望んでいるわけです。


学校へ行かなくていいよ


そんな言葉すぐに言えるわけがない。


色々と試すけど親は子供を考えているからこそ、悩み苦しむよね。

それがすんなり行かないから悩むし、困っている。


そんな時にね、私は自分の幼少期にずっと心に秘めていた自分の深い悩みが湧き出てきたんです。


それは自分の意見が言えなかったこと。

親の意見が正しいと教育されていた自分

自分が自分の想いを言えない理由に圧力があったこと



もう出てくるわ、出てくるわよ(笑)今だから笑って言えるけど当時は真剣よね。

私は一人っ子できたんですが親が異常なまでの過干渉でした。
何をやるにも親の意見が1番だし、それに背くと10倍になって口攻撃にあう。



「あんたは私の言うことを聞いていれば人生大丈夫なの!」

「親の言うことが1番なの」



自分の意見を言うものなら大変なわけ。

うるさいと思うから私は段々と自分の意見を言わなくなることに慣れてしまったんですね。


言えば倍になって攻撃されるから言わない方が楽。

楽な方へ楽な方へ行きたい自分があったわけです。


他の人に自分の意見を言うとか、違うことをしようものなら後ろで腕をつねられる。

だからそれがイヤで自分を出すことが嫌いになりました。



きっとそれがずーっとずーっと私の深い部分で隠れて過ごしてきたんだろうと思います。


だから人に会っても合わせている自分がいるので、何度も騙された?(笑)経験だってあるし、人がいいと言われたこともあるし、何を考えているかわからないって言われて無言の嫌がらせを受けたこともあるわけ。


自分が口に出せば何か倍になって言われてしまう恐怖と戦っていたわけです。

なら言わない方がいい・・・



だから正直誤解も多々ありました。

言わないから社会人になっても「言わないからいいと思ったよ~!!」ってことも結構合ったわけ。


私の中では「だって言えば攻撃してくるでしょう?言い争いはイヤだから黙っていた方が安全」って考えになっていた自分。



それが結婚生活に影響を与えたこと。

それがまさか次女が不登校になった時に影響があったなんて想像もしないわけです。

ってか出来ないわけよね。



それが原因で離婚になり、離婚して生活が一転して次女の不登校になり次女が自分と同じように感じていたということに私は自分をイヤでも見つめていかなければならない事実だったんです。


近くにいた親に自分の意見を言うことが私にとってどれほど勇気がいったか・・・ってわかりますか?


40年以上もの間自分の意見を言えずにいた私に意見を言うという重圧感、罪悪感・・・



親に歯向かうことがいけないと思っていた私はその壁を乗り越えるのに問題が起きた40歳になっていたんです。


40年もの間意見を言えない自分が乗り越えなければ次女は学校へ行けないと私は思ったんです。



その後押しをしてくれたのが当時小学校で不登校支援に当たっていた支援の先生。

「久美さんが自分の親と向き合わないと〇〇ちゃんは不登校から立ち上がれないよ」


その言葉を聞いて自分がずっと抱えていたもの、母親だけを悪者にしてた自分の胸の内をどうやって乗り越えていくのかを真剣に考えました。


自分が行動をしないと次女が前に進めない。

そういう想いを悶々と抱え葛藤したんです。


そしてある日私は自分の殻を破る日が来たんです。

次女が不登校になり次女の思春期と重なり気持ちも決していいとは言えないある日。



「家にこないように言って」


私は当時仕事をしていたので留守の間次女の面倒を見ていた母を拒んだ次女の一言。

私は母にそれを伝えると激怒したんです。


母「それは誰が言ったの?」

私「〇〇が言ったんだよ」

母「本当なの?あんたの考えなんじゃないの?」

私「本人が言ったんだよ、だから少し様子みたいから何かあったらまた連絡するからこないで欲しい」

母「どうしてなの?ちょっとならいいでしょう?」

私「〇〇が自分で言ったんだし、自分で色々と決めてやっていかないといけない、絶対に来ないで、こっちから連絡するまで」

母「・・・・」



そして私は次女を守る為に自分の意見を伝えました。


「〇〇(次女のこと)の親は私、不登校という不安定な時期でイライラもしている、〇〇のことは私が責任をもってやるからこなくていいよ」


そんな一言から私は自分の意見を言うことを学んでいったんです。

その日を境に次女の気持ちの変化があったんですね。


「お母さん、自分の気持ちを言うって大事だね」


そういった次女の言葉が脳裏に焼き付き涙が止まらないということがありました。


自分の幼少期を振り返り自分が経験していたことは人それぞれだろうと思います。

でも振り返ってみると意外とそんな中に何か答えが見つかることもある経験をした私でした。


最後までお読み頂きましてありがとうございます。

不登校児の経験カウンセラー山田久美

「不登校のママは1人じゃないよ!」無条件の愛で本当の力を育てる。 学校へ行かない不登校児を抱えて毎日不安がいっぱいですよね。 そんなあなたへ生きる力になるお手伝いをさせてもらってます♪

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