不登校になった子供のやる気をアップさせる効果とは?
こんばんは。
不登校児の経験カウンセラー山田久美です。
今日も多くのブログの中から私のブログに来て頂けたのはご縁かもしれませんね。
きっと辛かったり、どうしたらいいか悩んでいたり、困ってしまって私へ辿り着いたかもしれませんね。
最近話題の日本大学アメフト部の反則行為について、そしてご家族などのことが今盛んにTVやラジオで流れていますよね。
今日はその日本大学アメフト部の選手が、関西学院大学との定期戦で危険なタックルなどの反則行為をした問題の中で反則行為をしたのは監督に指示されたかどうか?っていうことが焦点になりました。
私は今日たまたま仕事で外へ出ていて声だけですが、その会見の様子を車の中で知ることになりました。
これを聞いた時にね、何とも言えない思いが込み上げました。
今日はこのアメフトから思う子供のやる気について。
皆さんは「ピグマリオン効果」と「ゴーレム効果」という言葉聞いたことありますか?
簡単に言うと・・・
※ピグマリオン効果というのは「人は期待された通りの成果を出す傾向がある」という法則です。
※ゴーレム効果というは「人に対し悪い印象を持ち接することにより、その印象が良い印象を打ち消して悪い影響のほうが勝ってしまい、悪い人と実際になってしまう傾向がある」という法則です。
私は今日の会見を聞いて、怪我をさせてしまった20歳の男子学生が謝罪をしていたけど記者に責任について問われていた時、切なかったな~。
逆の意味でピグマリオン効果だったのではないかと感じました。
監督やコーチから今やらないといけないというような指示をしていたこと、歯向かうことが出来ず黙ってそれを実行してしまった選手。
監督やコーチの思い通りの流れになったかと思いきや、結局は監督が辞任するまでの大ごとになってしまった。
これはまさに自業自得な感じだなってね。
おっと、この話題はここまで。
でね、私が今日伝えたいのは人は期待通りの成果を出すことがあるということ。
子供が学校へ行かれなくなり、ふさぎ込んだり、沈んだりしている我が子を見て激変する我が子が親としては受け入れられないわけです。
私も次女が小学校で不登校になった時に・・・
「この子はこれからずっと学校へ行かないのだろうか?」
「将来この子はずっと家にいて仕事もしなくなるのだろうか?」
「私はもう学校へは参観日などで行けないかもしれない」
とにかく頭はずーっとそんなことばかり。
受け入れるすべさえわからず、何の希望をもって過ごしていけばいいのかが本当に理解しようとしてませんでしたよ。
だから考えることは否定的なことばかり。
楽しいことなど考えられなかったわけです。
でもさ、当たり前って言葉使っちゃうけど当たり前だよ~
だって昨日まで普通に学校へ行っていたのに今日布団から起き上がらないんだもん。
環境が大事って私も何度かお伝えしていましたが、頭じゃわかっているのよね。
でもね、それが全く理解していない。
そうやって親も段々と否定的な考え方と心もネガティブな思いで溢れることになるあけです。
これは仕方ないんです。
本当に経験したことがある方にしかわからない未知の世界だよね。
本当に苦しくて明日の天気さえ、イヤ、今晩のご飯だってきにならない・
っていうか出来ない・・・
そのぐらい子供が学校へ行けないことが頭から離れないわけです。
そうするとこういう心理的な部分での反応がイヤでも伝わってくるんですね。
だから親も自分自身を否定するし、子供に対しても絶望感いっぱいで接するわけです。
未来などない・・・って感じで明るく接することなどしない。
しないってより出来ないよね。
なら、子供のやる気をアップさせるというか、少しでも元気になって欲しい。
子供が学校へ行かれなくても外へ出れるとか、買い物へ行かれるとか行動できるようになって欲しいよね。
それにはこの2つの効果を理解して欲しいなって感じるのね。
親は子供を信じることから始めるんです。
辛いけど必ずできます。
「この子は絶対に復活できる」
「この子はきっと〇〇をするようになる」
とにかく未来がある言葉を考え、頭で思うこと。
すっごく簡単で何言ってるの?ってバカにするかもしれないけど、こんなことが意外でわかっているようで私からすると出来てないわけです。
学校へ行かせようとばかりする神経を使うなら私は「今は行かれなくても必ず絶対に行かれるようになる」と思う気持ちを親が作ることが絶対に大事だってことなんです。
人の想いや気持ちは必ず相手の心を動かす力があるんです。
それが子供のやる気アップに繋がるってことを本気で理解して欲しいなと感じます。
このブログを読んで「わかっているわ!!」
もう一度見つめてみて欲しいな。
最後までお読み頂きまして有難うございます。
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