子供の脳が変形?マルトリートメントから思う不登校から振り返りする作業
こんばんは。
不登校児の経験カウンセラー山田久美です♪
多くのブログの中から読んで頂き本当に有難うございます。
孫を抱っこしながらふとTVで「世界一受けたい授業」という番組を何気にみていたら・・・
なんか衝撃なことばかり言っていたのでついじっと見てしまったんです!
マルトリートメント
ん?なんじゃ?何か髪にいいトリートメントかしら?(笑)って思う言葉。
訳すと「不適切な養育」という意味だそうです。
不適切な子育てで子供の脳は「変形」するという記事がありました。
これを聞いて驚きました。
脳が変形?へっ?脳が変形~?2度呟いてしまいました。
色々と調べてみると納得すること、私もやってしまったこともあったな~と昔次女が不登校になったことを思い出しました。
実際に毎日子供と向き合って生活していてふっとしたときに出てしまう言葉って自分は一生懸命にやっていての言葉だったり、そんなつもりで言ってないって思っていても口から暴言が出てしまうことだってあるわけです。
それは誰でもどんな人でもふいにってことが何度もあると思うんです。
一生懸命にやっているからこそ感情が動くことだってありますよね。
不適切な養育の不適切ってなんでしょうか?
その一生懸命にやっている子育ての中で子供を怒ったりするわけです。
その怒るという感情で子供に接していると子供は過度なストレスを抱え脳が苦しみから逃れるために変形をさせてしまうというものなんです。
ちょっとびっくりしませんか?
この変形してしまったままになると大人になって集団生活に支障があったり、うつ病になったり、聴覚や視覚などにも支障が起きるということがわかったそうなんです。
このマルトリートメント症候群で子供の脳が変形してしまうと修復しないのか?っていうと子供の脳はまだ柔らかいので回復が可能だということなんです。
どうやって修復するの?。
親が気付くってことだと思うんです。
大事なのは親がそこを気づく、認める、理解するってことが大事なんです。
子供が不登校になると今まで順調に子育てしてきていたのが突然形を変えて子供と親の生活が激変していきます。
辛くて苦しくて前を向きたくてもどうしていいかわからない状態になりますよね。
人の言っていることも耳に入らず自己嫌悪に陥り、子供はどうなるのだろうか?この先ずっとこのままなのだろうか?って不安から不安を呼んできます。
私だってそうでした。
学校へ行かない?そんな選択があったのか?という気持ちにもなりました。
喧嘩したり、感情をぶちまけたり、どうしてうちの子供だけ・・・って思い、周りは皆敵に見え、外から出たくない。
これだけ感情が溢れてくる自分を止めることができないぐらいに泣いたこともありました。
でも泣いたあと、冷静になったあと、ふとした時、何気ない言葉を感じた時、触れた時、色々な場面で親も落ち着きを戻すことがあります。
それを感じたらそのあとは自分をどうか労わってあげて欲しいんです。
そんな自分を責めないで欲しい。
そんな感情があったのかとわかるだけでいいんです。
そして子供にもそんな感情に対して思うことを伝えて下さい。
気付く、振り返り作業がとても大事だと私は思ってます。
そして子供が小さなことでも何かをやってくれたりしたら「助かったよ」という言葉がとても大事だそうです。
助かったよ!
子供も自分を必要としている人がいる、自分は価値があるってことがわかると脳の変形も修復できるそうです。
不登校になっている子供を抱えていると子供の存在価値ってものが見いだすってことができない自分になる時もあります。
でも今の子供の存在があることを是非お子さんに伝えてあげて欲しいんです。
そんな小さなことと思ってしまうかもしれませんが実は子供には素晴らしい贈り物になるんです。
親の言葉が何よりも響くんですね。
最後までお読み頂きまして有難うございます♪
0コメント