不登校になっている妹を理解できない姉の存在

こんばんは。


不登校児の経験カウンセラー山田久美です♪



久しぶりにオウンドに書いてます^^


今私の長女夫婦と私の次女と5人暮らしをしています。


長女夫婦はまだ若いのと来年家を建てたいという思いからアパート暮らしはお金が高いから来年まで居候させて欲しいと言われて(*_*;


だから賑やかなんです。


そんな中今日マジマジと長女が言ったんです。


「〇〇(次女の名前)が不登校になった時私全然理解できなかった・・・お母さんの行動も違うんじゃないのかな?って思ったんだけど本当の所どうなの?」


ヒヤ~!!


突然だわ~そんなこと言うなんてって驚いてしまったんです。



「何で急にそんなこと言うの?」


「イヤ何となく」


長女はどちらかというと白黒はっきりさせる性格で一般常識的な考えをします。


当時次女が小学校で不登校を経験した時長女は高校生でした。


毎日のように私は次女とのことで葛藤している時も長女は「何で学校行かないの?」「学校行かないなんておかしくない?」「勉強できなくなるよ」


まあ~ボロボロと出るわ出るわと理解できない長女の攻撃が始まりました。



次女に向かっても「あんた何で学校行かないの?」「休んでいていいよね~」


8歳離れている2人はあまり喧嘩はしないんですが、この時ばかりは長女も「何で起きないの!」と大声で叫んでいたこともありました。



私はそのたび「自分で考えて行かない選択をしているから様子を見よう」と言っても、今度は私に「お母さんが甘やかすからこんなになったんじゃないの?」とまで言われる始末。



長女は小学校では皆勤賞、中学校では1度きり休んだだけで学校にはちゃんと通っていました。


そんな長女からすると次女のダラダラ感というか寝ていて起きない事もパジャマで1日いることもゲームばっかりすることもぜ~んぶ気に入らないものだったんです。



そんな次女を見ていつもイライラと怒っていた長女。



その頃からよく姉妹喧嘩をするようにもなりました。


「学校行かないで毎日何やってるの?」
「学校へ行かないでどうするの?」
「宿題とか提出物はどうするの?」



機関銃のように長女が口から出る出る、次女に攻撃をしていました。



長女には次女の不登校になる原因が全く分からなかったんです。



私がいくら説明しても「どうしてそうなるの?」「おかしくない?」



毎日不服でいたんだろうと思います、長女は。



長女は次女と違って学校は友達と遊ぶ場として小学校時代を過ごしてきましたし、中学校では部活動に入っていて週末関係なく練習に明け暮れていたんです。



次女と違って体育会系でバリバリしている部分がある子です。



しかし次女は女子バレー部に入っていたものの、途中で挫折してしまった経験があります。



でも意思の頑固さは次女の方が数倍も上でした。



兄弟姉妹でも同じ環境の中育てていても全く違う人物になってしまう。



家族内の理解が凄く必要になる不登校。



特に私はシングルマザーでしたので、私と長女と次女の生活でした。



しかし長女は次女の不登校だけは最後まで理解できなかったんだと思いました。



当時は理解しようと思わなかったんだと思います。



長女は長女なりに次女を尊重しようと頭では考えていたんですが、顔を見ると学校へ行けない次女を責めてしまうことがちょくちょくありました。



そうやっていくうちに家族内が段々とギクシャクすることもあったんです。



私は長女と次女の間に入って話を聞く役をいつもしていたと思います。



そのあと長女は高校を卒業して東京の学校へ、次女は小学校6年生に上がりそのあと学校へ復帰できたんす。



あんなに長女も次女の学校へ行かれないことをよく口にしていたのが、やっぱり姉妹だったんだなって思った出来事がありました。



長女は東京へ行ってすぐにホームシックに掛かり家に帰って来たときのこと。



次女が学校へ復帰したことを聞き、「よかったね、行けるようになって」と前の長女からは想像もできない言葉がありました。



次女は色々言われていましたが、やっぱり姉ですのでよく相談ごともしていました。



子供が不登校になると家庭内皆で協力をして乗り越える力が必要になります。



色々あってもやっぱり家族に支えられていることが不登校児には大事なんだなって感じたんです。



逆に兄弟姉妹で不登校になってしまう場合もあります。



親とすると心配でどうしたらいいのだろう?って思いますよね。


兄を見て次男も、姉を見て次女も。


私の知り合いには子供3人とも不登校になってしまった家族も知っています。



でも兄弟姉妹で不登校になっても親であるママとパパは凄く明るい家庭が多かったんです。



それは不登校という事実を受け止め、子供達を尊重している姿勢があることがわかりました。


乗り越える力の先にはやっぱり家族の愛が凄く大事なんだって感じたんです。



最後までお読み頂きまして有難うございます♪


不登校児の経験カウンセラー山田久美

「不登校のママは1人じゃないよ!」無条件の愛で本当の力を育てる。 学校へ行かない不登校児を抱えて毎日不安がいっぱいですよね。 そんなあなたへ生きる力になるお手伝いをさせてもらってます♪

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