不登校児の経験カウンセラー山田久美

「不登校のママは1人じゃないよ!」
不登校児の経験カウンセラー山田久美です。


子育てって何だろう。

次女が小学校で不登校になるまで他人の気持ちを理解するってことがこれほど難しいとは思いもしなかったんです。
まして自分の子供の気持ちを理解しよう、寄り添えるようにしようと思うまでにかなりの月日が経ちました。


次女は小学校4年生の終わりから1年間不登校を経験しました。


神奈川県出身、東京育ち。
中学3年卒業と同時に長野県へ移住しました。
その後25歳で結婚するも38歳で離婚。
親族間でのトラブル、

記事一覧(31)

生きづらさを抱えるあなたへ

こんばんは。不登校児の経験カウンセラー山田久美です。いつもブログを読んで頂いている方ふとこのブログに辿り着いた方色々な方がいるかと思います。ボッーって読んで貰ってもいい。さら~っと読みでもいい。何か「お~!!」ってものがあると嬉しいです。私も正直こうやって書き続けていることを習慣にして2年以上が経ちます。我ながらよく続いていると思ってます。(アメブロの方です^^)っていうか信じられん( ゚Д゚)って感じです。本当に三日坊主でやる気が起きるまでに時間が掛かる人間です。面倒くさがりだったりもするけど、そこはもう自分を受け入れているんです。そういう人間もいるってことがわかってきたんです。もちろんそれに気付くには多くの経験がありますが、その中で自分と向き合い自分を考えだしたきっかけが当時小学校4年生だった次女の存在でした。それは「不登校」これがなかったら今どうなっているんだろう?って思うぐらい貴重な体験です。私がこうやってブログを書くことも心理学を勉強することも人を観察することも無く何を目的にして生きていたのだろうか?って思いました。そんな中で今朝娘とこんな会話がありました。「今若い世代の子供達はLILEの返信が10分以内っていう暗黙のルールがあるらしいよ・・・」へ?10分以内?だって用事をしたり外出していたり、返信できない時だってあるし見れない時だってある。それを10分?何で?すぐに返事しないとどうなるの?「学校で省かれるらしい・・・」え?何それ?って感じです。でも今はそれが現実の世界らしいです。こんな記事も見つけました。

不登校になっているけど学ぶことはたくさんあるよ。

こんばんは。不登校児の経験カウンセラーの山田久美です。今日も多くの記事の中からご縁があってお読み頂いているんだと思います。ほんの少しでもいい文面から不登校児を抱えている親御さんが何かきっかけになる言葉があれば嬉しいです。これからも多くの情報を伝えていけるようにそして笑顔が作れる何かを伝えていきますね。今日はお試しカウンセリングをして下さいましたMさんからご感想を頂けましたのでご紹介しますね。Mさんのお子さんが始めて不登校になったのは小学校4年生。葛藤があり、このままでいいのだろうか?頭ではわかっているけど、行動に伴わない。そうですよね、不登校という未知の世界に突然親は放り込まれるわけです。それを理解して受け入れていけるなんてできるわけない。親ならそう感じます。元気でいてくれればいいこともわかっている。学校へ行かなくてもいい・・・って思っているけど・・・でも不安が込み上げてくる。私はこれでいいのでしょうか?そう感じることだって多々あるわけです。時間は刻刻と過ぎていく。もうすぐ中学生になるのに大丈夫なのだろうか?そんなMさんの1歩を私に投げかけてくれました。【カウンセリングを受けようと思ったきっかけは何でしたか?】・娘の長い不登校に対して、親としてこのままでいいのか不安の日々を過ごしていたので、たまたま「不登校」で検索をしていたら、久美さんのブログが一番私の気持ちに合っていたので、何かヒントがもらえたらと思いカウンセリングを受けようと思いました。【山田久美と話をしてどうでしたか?】・久美さんと話していたら、次女の良いところ、主人の良いところを認めて頂きプラスになる言葉をかけてもらい、前向きになれました。不登校の子供を持つ保護者の方は私と同じ気持ちで過ごしている「私だけじゃない!」と思えて嬉しかったです。【これからお子さんとどんな風に接しようと考えましたか?】・これからは久美さんに教えて頂いたように子供の褒め褒めポイントを逃さず明るく過ごして行こうと思えました。不登校が解決しないのなら明るく過ごした方がいいですよね!久美さんと話してさらに明るくなれたと思います。本当に有難うございました!Mさん!お礼を言うのは私の方です。不登校を抱えている親御さんに私が言うのは「家の中が暗いとダメなんだよね」ということなんです。もちろん、そこまでになるには親は物凄い葛藤をするわけですよ。苦しんで苦しんでどうしていいのだろうか?の毎日なわけです。頭ではわかっている。笑顔を作らないと・・・優しい言葉をかけないと・・・大丈夫だと思わないと・・・そう思ったって出来ないのが親です。それを責めることはできません。いいんです。不安がって、苦しんで、泣いて、葛藤して・・・でもね、わかっているけど・・・の次なんです。じゃあ~どうして行ったらいいのだろうか?どうしようか?ここを考えているだけで動くことができなくなってしまうのは非常にもったいないことなんです。だって不登校になって学校を休んでいる。でもよく観察してみると物凄いことをやっている子供がいるんです。Mさんのお子さんはハムスターのお世話をしているそうです。学校に行けなくても生き物の世話をしている我が子がいる。私はそれを聞いた時・・・ヤバ~イ!!!すご~い!!!って思ったんです。(ちょっと取り乱してしまうほど凄いことなんです)これはどの子にも大事なことなんです。生き物を飼うってことは命を子供に預けているわけで、その世話をしているんです。学校へ行けてなくても、イヤ・・・学校へ行かなくてもずーっとずーっと大事なことを家で学んでいるんです。もしかしたら学校では学べていないことが家で学べているんですよ。これには私も本当に素晴らしい☆彡って思いました。子供を観察していると凄く大きなものを学んでいるわけです。喜ばないといけないことだと私は感じました。学校へ行くことよりも数倍よりはるか大きなものを学んでいることを親御さんが気付くことが大事なんですね。今日のカウンセリングでそんな気づきを得て貰えたんだろうと思います。そんな素晴らしいお子さんのママさんとお話しができたことに私の方が感謝でしたし勉強になりました。Mさん有難うございました!不登校になると1歩が進めないですよね、親は。だって世間の風、先生とのいざこざ、身内からの攻撃。人と話をすることだってイヤになるよね。でもね、子供はもっと何かを訴えて学校という組織に行かないわけです。気付くってことが凄く大事だしそれが気付けた親御さんは絶対に前進できるんです。私はあくまでもサポートです。答えがわかっているけど、できない部分を引き出すお手伝いをしています。私も今日は凄く勉強になった日でした。最後までお読み頂きましてありがとうございます。

不登校になった子供のやる気をアップさせる効果とは?

こんばんは。不登校児の経験カウンセラー山田久美です。今日も多くのブログの中から私のブログに来て頂けたのはご縁かもしれませんね。きっと辛かったり、どうしたらいいか悩んでいたり、困ってしまって私へ辿り着いたかもしれませんね。今日は久しぶりにこのホームページへ書いてます。最近話題の日本大学アメフト部の反則行為について、そしてご家族などのことが今盛んにTVやラジオで流れていますよね。今日はその日本大学アメフト部の選手が、関西学院大学との定期戦で危険なタックルなどの反則行為をした問題の中で反則行為をしたのは監督に指示されたかどうか?っていうことが焦点になりました。私は今日たまたま仕事で外へ出ていて声だけですが、その会見の様子を車の中で知ることになりました。結論から言うと指示があったという回答。これを聞いた時にね、何とも言えない思いが込み上げました。今日はこのアメフトから思う子供のやる気について。皆さんは「ピグマリオン効果」と「ゴーレム効果」という言葉聞いたことありますか?簡単に言うと・・・※ピグマリオン効果というのは「人は期待された通りの成果を出す傾向がある」という法則です。※ゴーレム効果というは「人に対し悪い印象を持ち接することにより、その印象が良い印象を打ち消して悪い影響のほうが勝ってしまい、悪い人と実際になってしまう傾向がある」という法則です。私は今日の会見を聞いて、怪我をさせてしまった20歳の男子学生が謝罪をしていたけど記者に責任について問われていた時、切なかったな~。逆の意味でピグマリオン効果だったのではないかと感じました。監督やコーチから今やらないといけないというような指示をしていたこと、歯向かうことが出来ず黙ってそれを実行してしまった選手。監督やコーチの思い通りの流れになったかと思いきや、結局は監督が辞任するまでの大ごとになってしまった。これはまさに自業自得な感じだなってね。おっと、この話題はここまで。でね、私が今日伝えたいのは人は期待通りの成果を出すことがあるということ。子供が学校へ行かれなくなり、ふさぎ込んだり、沈んだりしている我が子を見て激変する我が子が親としては受け入れられないわけです。私も次女が小学校で不登校になった時に・・・「この子はこれからずっと学校へ行かないのだろうか?」「将来この子はずっと家にいて仕事もしなくなるのだろうか?」「私はもう学校へは参観日などで行けないかもしれない」とにかく頭はずーっとそんなことばかり。受け入れるすべさえわからず、何の希望をもって過ごしていけばいいのかが本当に理解しようとしてませんでしたよ。だから考えることは否定的なことばかり。楽しいことなど考えられなかったわけです。でもさ、当たり前って言葉使っちゃうけど当たり前だよ~だって昨日まで普通に学校へ行っていたのに今日布団から起き上がらないんだもん。環境が大事って私も何度かお伝えしていましたが、頭じゃわかっているのよね。でもね、それが全く理解していない。そうやって親も段々と否定的な考え方と心もネガティブな思いで溢れることになるあけです。これは仕方ないんです。本当に経験したことがある方にしかわからない未知の世界だよね。本当に苦しくて明日の天気さえ、イヤ、今晩のご飯だってきにならない・っていうか出来ない・・・そのぐらい子供が学校へ行けないことが頭から離れないわけです。そうするとこういう心理的な部分での反応がイヤでも伝わってくるんですね。だから親も自分自身を否定するし、子供に対しても絶望感いっぱいで接するわけです。未来などない・・・って感じで明るく接することなどしない。しないってより出来ないよね。なら、子供のやる気をアップさせるというか、少しでも元気になって欲しい。子供が学校へ行かれなくても外へ出れるとか、買い物へ行かれるとか行動できるようになって欲しいよね。それにはこの2つの効果を理解して欲しいなって感じるのね。親は子供を信じることから始めるんです。辛いけど必ずできます。「この子は絶対に復活できる」「この子はきっと〇〇をするようになる」とにかく未来がある言葉を考え、頭で思うこと。すっごく簡単で何言ってるの?ってバカにするかもしれないけど、こんなことが意外でわかっているようで私からすると出来てないわけです。学校へ行かせようとばかりする神経を使うなら私は「今は行かれなくても必ず絶対に行かれるようになる」と思う気持ちを親が作ることが絶対に大事だってことなんです。人の想いや気持ちは必ず相手の心を動かす力があるんです。それが子供のやる気アップに繋がるってことを本気で理解して欲しいなと感じます。このブログを読んで「わかっているわ!!」もう一度見つめてみて欲しいな。

不登校になった子供を持って初めて自分の問題に気付く

こんばんは。不登校児の経験カウンセラー山田久美です。今日も多くのブログから私のページへお越し頂きまして有難うございます。不登校の問題って深いしその子その子によって対応が様々だから「これをやると絶対に学校へ行かれますよ」ってことはありません。(これ断言できるわ~)だって私も経験したけど、親は可愛い我が子が学校へ行ってくれる日を待ち望んでいるわけです。学校へ行かなくていいよそんな言葉すぐに言えるわけがない。色々と試すけど親は子供を考えているからこそ、悩み苦しむよね。それがすんなり行かないから悩むし、困っている。そんな時にね、私は自分の幼少期にずっと心に秘めていた自分の深い悩みが湧き出てきたんです。それは自分の意見が言えなかったこと。親の意見が正しいと教育されていた自分自分が自分の想いを言えない理由に圧力があったこともう出てくるわ、出てくるわよ(笑)今だから笑って言えるけど当時は真剣よね。私は一人っ子できたんですが親が異常なまでの過干渉でした。何をやるにも親の意見が1番だし、それに背くと10倍になって口攻撃にあう。「あんたは私の言うことを聞いていれば人生大丈夫なの!」「親の言うことが1番なの」自分の意見を言うものなら大変なわけ。うるさいと思うから私は段々と自分の意見を言わなくなることに慣れてしまったんですね。言えば倍になって攻撃されるから言わない方が楽。楽な方へ楽な方へ行きたい自分があったわけです。他の人に自分の意見を言うとか、違うことをしようものなら後ろで腕をつねられる。だからそれがイヤで自分を出すことが嫌いになりました。きっとそれがずーっとずーっと私の深い部分で隠れて過ごしてきたんだろうと思います。だから人に会っても合わせている自分がいるので、何度も騙された?(笑)経験だってあるし、人がいいと言われたこともあるし、何を考えているかわからないって言われて無言の嫌がらせを受けたこともあるわけ。自分が口に出せば何か倍になって言われてしまう恐怖と戦っていたわけです。なら言わない方がいい・・・だから正直誤解も多々ありました。言わないから社会人になっても「言わないからいいと思ったよ~!!」ってことも結構合ったわけ。私の中では「だって言えば攻撃してくるでしょう?言い争いはイヤだから黙っていた方が安全」って考えになっていた自分。それが結婚生活に影響を与えたこと。それがまさか次女が不登校になった時に影響があったなんて想像もしないわけです。ってか出来ないわけよね。それが原因で離婚になり、離婚して生活が一転して次女の不登校になり次女が自分と同じように感じていたということに私は自分をイヤでも見つめていかなければならない事実だったんです。近くにいた親に自分の意見を言うことが私にとってどれほど勇気がいったか・・・ってわかりますか?40年以上もの間自分の意見を言えずにいた私に意見を言うという重圧感、罪悪感・・・親に歯向かうことがいけないと思っていた私はその壁を乗り越えるのに問題が起きた40歳になっていたんです。40年もの間意見を言えない自分が乗り越えなければ次女は学校へ行けないと私は思ったんです。その後押しをしてくれたのが当時小学校で不登校支援に当たっていた支援の先生。「久美さんが自分の親と向き合わないと〇〇ちゃんは不登校から立ち上がれないよ」その言葉を聞いて自分がずっと抱えていたもの、母親だけを悪者にしてた自分の胸の内をどうやって乗り越えていくのかを真剣に考えました。自分が行動をしないと次女が前に進めない。そういう想いを悶々と抱え葛藤したんです。そしてある日私は自分の殻を破る日が来たんです。次女が不登校になり次女の思春期と重なり気持ちも決していいとは言えないある日。「家にこないように言って」 私は当時仕事をしていたので留守の間次女の面倒を見ていた母を拒んだ次女の一言。 私は母にそれを伝えると激怒したんです。 母「それは誰が言ったの?」私「〇〇が言ったんだよ」母「本当なの?あんたの考えなんじゃないの?」私「本人が言ったんだよ、だから少し様子みたいから何かあったらまた連絡するからこないで欲しい」母「どうしてなの?ちょっとならいいでしょう?」私「〇〇が自分で言ったんだし、自分で色々と決めてやっていかないといけない、絶対に来ないで、こっちから連絡するまで」母「・・・・」そして私は次女を守る為に自分の意見を伝えました。「〇〇(次女のこと)の親は私、不登校という不安定な時期でイライラもしている、〇〇のことは私が責任をもってやるからこなくていいよ」そんな一言から私は自分の意見を言うことを学んでいったんです。その日を境に次女の気持ちの変化があったんですね。「お母さん、自分の気持ちを言うって大事だね」そういった次女の言葉が脳裏に焼き付き涙が止まらないということがありました。自分の幼少期を振り返り自分が経験していたことは人それぞれだろうと思います。でも振り返ってみると意外とそんな中に何か答えが見つかることもある経験をした私でした。最後までお読み頂きましてありがとうございます。

不登校の次女が自分を受け入れることができたものとは?

こんばんは。不登校児の経験カウンセラー山田久美です。ご訪問下さいましてありがとうございます。私の次女が小学校4年生の終わり。今から5年半ぐらい前に不登校になりました。私は次女の不登校を受け入れることが出来なくてね、自分で物凄い葛藤をしたんです。そんな時に私が今、カウンセリングメニューに入れてますISD個性心理学というものがあるんですがそれに出会った経緯やこれを知って欲しいという強い想いがあり何度かに分けて書いてみようと思います。私が次女の不登校で悩んでいた時に当時の不登校支援の先生から「お母さんが今の次女を受け入れていくこと、母親が楽しく生活をしていくことで子供は凄く満たされるんだよ」と教えてもらいました。そこから私は自分をもう一度見つめ直そう、次女と共に前を向かないといけないって思ったんです。自己投資して色々なものを学びました。★自分の心のブロック解除ーマインドブロックバスターという資格を取りました。★アドラー心理ー「勇気づけ」という講座を受けました。★パステル和アートという指を使って絵を描くための講師資格を取りました。★ヒーリングで自分を癒すこともしました。とにかく色々なことをすることで自分の自己肯定感を上げるために習得したりカウンセリングをしてもらったりしたんです。そうすることで次女に対する自分の枠組みを取っ払いたいと思ったからなんです。だって私は「学校へ行かせる」ということが私の中では最終目的だったからなんです。でもね、その最終目的が本当に次女はできるのだろうか?学校へ行かせれば私は納得するのだろうか?果たして次女は学校へ行くのだろうか?そう考えたんです。だってその時の私の顔は笑顔すらなく毎日暗い顔をしていたんです。不登校の相談にも行ったけど不登校がすぐ解決することはなかったんです。でも苦しくて辛くて自分がどうにかなってしまう、自分の気持ちがダメになってしまうって思ったし親の私自身の立て直しをしないと前に進まないって感じたんです。そんなある日たまたま私はイベントでISD個性心理学という自分を知ることができるツールという部分に惹かれてセッションして頂いたんです。私はこれは面白いな~って感じてね、民間資格ではありましたがとにかく勉強してみたくて講座を受けることにしたんです。学ぶとそれはそれは深くてね、占いではない学問という部分と自分を知ることで次のステップである相手を知ることができるということで次女を知りたくて学んだんです。私はそれまで不登校が受け入れられなくて次女が甘えていると勘違いしていた私は次女を布団から引きずり出したり学校へ行かせようとしたりしていたわけです。でもそんな無理やりなことをやっていたから全く学校へ足が向かなくて心の殻に閉じこもってしまったんです。ますます悪循環に陥っていた時に私はISD個性心理学を次女に当てはめてみたらわかったことがあったんです。それは次女はとても繊細で敏感な子供、そして厳しい教育ではなく優しく磨いて磨いて育ててあげなければいけない子供だったんです。これには私は衝撃が走ったんです。何でかというと私は全く逆のことを普段していたからだったんです。甘えているからと布団から無理やり起こしたり、行かれない次女に腹を立ててしまったりね、それはそれは悪循環だったんです。すっかり殻に閉じこもってしまったときには次女は1年間学校へ行かれないという事態になっていました。だからこれは何?って思い学んでみると凄く深い学問だということだったんです。そこから私は自分の事を知り、次女を知ることで何をこれからしていけばいいかが明確に見えてきたんです。そして全国で講演活動をしている方が長野県で講演をしてもらう場所へ次女を連れて行った時に次女にも衝撃が走ったんです。そのISD個性心理学の仲間がたまたま次女を見て話をさせて欲しいと言ってきたんです。その方は講演会に参加していて次女の分析結果を見て次女にこう呟いたんです。「凄く繊細だよね、そして今まで一生懸命頑張ってきたんだね。」「今まで大変だったよね、学校に居る時と家に居る時と違うから苦しかったよね」とにかく次女を認め、同じものを共有したかのようにその方が次女の性格の特徴とこれからのことを丁寧に伝えてくれたんです。私は次女の顔を見ながら涙が溢れてしまいました。その時次女は笑顔で話を聞いていたんですが、帰り道の車の中で次女は大泣きをしたんです。それは自分のことを認めてくれてわかってくれて、たった1枚の自己分析シートだけを見て次女の全てを伝えてくれたその方への感謝と嬉しさと複雑な思いが一気に涙になった瞬間だったんです。あ・・・こうやって自分をわかってくれる存在、自分はこれでいいんだという思いを受け止めてくれたその方への感謝と自分のことを知ったことで何かが吹っ切れたんでしょうか。そこから次女はそれまで人に会うこともダメだったのに私と一緒に色々な方に会うチャンスを作りだしてきました。そして次女は自分でもこのISD個性心理学を学びたいという思いになり今ではある程度の分析を出来るまでになったんです。そして自分でその資格を取りたいという気持ちにもなり今次女はISD個性心理学のインストラクターになっています。そして次女は不登校という壁を乗り越え今年から高校生になります。次女の変化が見られたISD個性心理学で次女は今、周りの友達などを検証してコミュニケーション作りに役立てているんです。子供のきっかけって何が本当にあるかわからない。子供達は多くの可能性を秘めている。そこを理解して伸ばしてあげるだけで不登校という壁も乗り越えるきっかけにもなるんですね。それには親がどんな風に子供に接してあげるのか?どんな考え方をしているのだろうか?何が得意なんだろうか?もともと持っている生まれ持った個性とは何だろうか?そこを理解するだけで数倍も生きやすくなるんだなって実感を私自身が経験したんです。不登校という壁は高いかもしれない。子供1人1人の性格も不登校になったきっかけも対応の仕方もそれぞれに違います。だからこそ難しいし、悩むし、どうやったら個性を伸ばしていけるのかってところをさらに分解してお伝えできればって思ってます。不登校児だって個性がある。そして必ず立ち上がることが出来る。私はそう信じています。

不登校児と話しをする時に大事な傾聴方法

こんばんは。不登校児の経験カウンセラー山田久美です。多くのホームページやブログから見つけて頂き読んで下さっている。きっと凄く悩んでいたり、苦しかったり辛かったりでどうしようもなくて何かを求めて読んで頂いているんだろうと思います。私達はカウンセリングをするには「カウンセリングの3条件」というものがあるんです。①傾聴②共感③受容この3つがあるのですが、今日は①の傾聴についてお話ししていきます。わかっているわよ!って思うでしょうけど、不登校になった子供とどうやったら話がスムーズにできるのだろうか?そんな簡単な傾聴方法をお伝えしようと思います。私の次女は小学校4年生の終わりから不登校を経験しました。きっかけはクラスの先生から皆の前で怒られたことでパッタリと学校へ行かなくなりました。もちろん怒られるには次女もそれなりに原因があったのですが、もしここで傾聴で先生がきちんと話を聴いてくれてたら・・・って思うこともありました。それぐらい傾聴は凄く大事なんです。「えっ?黙って話を聴いていればいいんでしょう?」イヤ~ただ黙って聴いているにもやり方があるんです。そこを把握してないと子供からすると逆効果に陥る可能性が高くなるんです。【アクティブリスニングを使おう】アクティブリスニングって聞いたことありますか?アクティブリスニングは、1957年「カウンセリングの父」と呼ばれる、アメリカの臨床心理学者カール・ロジャース博士により提唱された技術です。私は傾聴療法士の講座で学んだ時にこのアクティブリスニングの練習がありました。これが凄く簡単なようで難しい、つい口をはさんでしまう自分がいたことに気付いたんです。このロジャース博士の理論は、「人間には自己実現の力が自然に備わっている」「カウンセリングの使命は、クライアントの成長と可能性の実現を促す環境を作ることにある」というものであり、「アクティブリスニング」もこの考え方に基づいたものです。話しをきちんと聴くこと、相手の話しを集中して聴くんですが、聴いている時に必要なものがあるんです。「視線」合わせすぎると相手が緊張するので、合わせるより相手の気持ちを聴くという気持ちに集中するのが大事です。「体勢」(体の向きや仕草、姿勢)話者の話を聴く時には、姿勢って結構大事。体は話者の方に向け、聴き手自身もリラックスするのがいいんです。「声のトーン」声のトーンや大きさ、そして話のペースにも気を付ける。大きな声で話したり、早口でまくしたてると話者が萎縮してしまい、本音を聞き出す事が出来なくなるので相手のペースに合わせるのが〇。「表情」話者の話に耳を傾けながら、時には笑顔、時には困った顔など、その内容に沿った表情に変えながら、話者に共感しているという姿勢を見せる。「スキンシップ」肩を支えたりするなど相手とのコミュニケーションの構築に有効な場合もあります。ただ、「触られる事」自体を嫌う人も居ますので、臨機応変な対応が必要です。「相槌」「へえー」「うんうん」「なるほど」など様々なバリエーションがありますが興味深げに「へえー」と言うと、話者はさらに話を広げる。「おうむ返し」相手が話した事に対して「つらかったね」「寂しかったね」などの共感の言葉を使います。また、話者の言葉を繰り返して聴き手が話す事で、話者の自問自答を促す事ができたり、「理解してくれている」という印象を与える事ができます。「オープンエンドクエスチョン」オープンエンドクエスチョンとは、話者の話の内容を広げるための質問の仕方です。「はい」「いいえ」で答えられる「クローズドクエスチョン」と相対するものです。数は凄くあるのですがどれも大事。でも特に必要だな~って思うのは、声のトーンと相槌が必要だと感じています。あともっと大事なのは、2人きりの方が最適です。小学校や中学校では思春期に入り気持ち的にも難しいお年頃。すぐにはできなくても大丈夫です。一番は子供の話を聴こうという気持ちです。沈黙があっても心配しないでいいんです。すぐに効果はでないこともありますが、ここはママの根気も必要になってきます。これが本当の「子供の気持ちに寄り添うこと」

不登校を支援している方のSNSの違和感

こんばんは。不登校児の経験カウンセラー山田久美です。今日は長野県でも暖かい日でした~花粉症が気になりますがね。今日はガッツリと真面目に行きますね。(えっいつも真面目ですよ^^)今の時代SNSをやらない人を探した方が早いかもしれないぐらい子供から大人までSNS。今日は不登校児の子供が違和感を感じたという記事をご紹介しようと思います。SNSとは「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の略称で、簡単に言うとインターネット上での人と人との繋がり(社会的ネットワークの形成)を促進したり、サポートするウェブ上のサービスです。よく耳にする Facebook(フェイスブック)や Twitter(ツイッター)LINE(ライン)などがその1つで、他人とのコミュニケーションを携帯電話やPCで図ることができます。このSNSは使っていていいこともあるだろうけど、悪いこともある。近年不登校になった子供が疑問に思うことがあるという。それは不登校支援者のSNSの使い方だそうだ。これは私も聞いて胸が痛むというか主旨はなんじゃい??って感じる。SNSの使い方やスマホの使い方は学校でも説明があったりして親もよく話を聞くと思うんです。ご家庭それぞれの考え方がありお子さんに使わせていると思うんです。不登校になると家にいる時間ができスマホはもってないけど、PCをみることもできる。そんな時に友達の投稿とか見たりして陰口をたたかれているとか使い方にも「それはまずいでしょう?」って使い方をしている方もいる。大人はそんな使い方のアドバイスを子供達にして楽しくSNSができ、スマホを活用するなら凄くいいと思うんです。大人たちがちゃんときちんとした使い方をしたら・・・ですよ。ある不登校児がSNS上に「不登校の支援者」を見つけたそうです。勇気を絞ってその子は友達申請をして友達になる。友達になると友達が投稿した記事は設定されていなければだいたい見れる。その投稿の数々に疑問を覚えてきた・・・SNSに自分が不登校支援をしている活動を載せる。不登校当事者と一緒に撮った写真を半分に切り取り自分だけの画像を加工してキラキラ度を上げる。不登校児はそれを見た時に違和感が起きる。その投稿に「いいね!」が60件。いいねをもらいたいが為?自分が可愛くアピール?えっ?その前に何でその投稿したの?不登校児を扱って支援している側が子供ではなく自分のキラキラ度の為に、いいねが欲しい為に投稿する。あの~あなたのやるべきことはなんですか?キラキラ度を上げることじゃないよね。不登校になっている子は少なからず休養が必要な子供達。それを支援している方はそんな子供の話を聴くこと傍で見守ることが仕事じゃないかな?SNSで行ってきました行動は不登校児には全く響かない。逆にその支援者の自己欲求のために?多くの支援者は本来すべきことは何かを見失っている。不登校児の言葉が冷ややかな違和感を覚えているのは事実。これでは支援している人の信用問題にもなりそうだと思ったわけ。載せ方、伝え方を工夫することは当たり前だろうな。そんな投稿を見ている子供達は大人を信用しなくなるものでもあるな。私自身もFacebookはどっか大勢で撮った時ぐらいだし頻繁には上げないですが、これからますます投稿は気を付けようって思ったんです。(不登校新聞より抜粋)

不登校個別カウンセリング仙台

こんばんは。不登校児の経験カウンセラー山田久美です。今日も多くのブログの中から読んで頂き有難うございます。~本気の本気であなたの想いをじっくりと聴きます~不登校個別カウンセリングを行います。不登校問題って気軽に話しできる場所ってあるようでないような複雑な問題ですよね。不登校児を抱えていると、周りからのさまざまな気持ちに左右されてしまうもの。でも大丈夫!不登校を抱えているのは1人ではないんです。悩んでいる方が多くいます。周囲の人の目や話しが聴こえてしまうのではないかと心配になったり、話しをしているうちに感情が込み上げてきたりすることもあると思い、配慮した場所を設定いたしました。でもいざ相談って言っても大丈夫なんだろうか?って不安になりますよね。相談するって言ったってどこに相談するんだろう。地域の相談所だと周りに知られてしまうようでイヤだな。カウンセリングって敷居が高い感じがする。そんな不安は全く必要ありませんよ。気持ちが楽になることを実感してもらいたい、気持ちが少しでも前向きになってもらいたいのです。☑学校に行けないことで周りから子育てを否定されてしまった方。☑このまま黙って見守っているだけでいいのか心配な方。☑勉強を全くしていないけど進級できるのか心配な方。☑子供との距離感がわからない方。☑このまま学校へ行かれないと将来どうなるのか不安な方。☑ママ友など保護者の視線を気にしてしまう方。この気持ち、全部私は経験済みです。話しをするのが苦手という方もいらっしゃるでしょう。でも全然大丈夫ですよ。一人じゃないんだと不安が解消され、気持ちが楽になり、前向きになることですから。ゆっくりでいいんですよ、まとめなくても思ったことを自分のペースで大丈夫です。☑自分の子育ては間違ってないと実感できるようになります。☑先生や学校での対応や付き合い方など細かい部分が明確になります。☑不登校の子供とどう接すれば良いかがわかります。☑進学や就職など、子供の将来への不安も減少します。☑子供の隠れた見えない才能を伸ばすやり方がわかるようになります。☑気持ちがスッキリとできる実感がわかります。今回はお子様の個性がわかるシートをお付けさせて頂きます。このシートはISD個性心理学というその方の個性を1枚に凝縮したシートになっていまして、不登校だった私の次女が立ち上がったきっかけにもなった大変優れたシートになってます。私がそのシートからお子様の個性もお話しさせていただきます。対象は、不登校児のお母様やご家族の方。1人1人の時間を大事にしたいと思ってます。お気軽にお越しくださいね。不登校のママは一人じゃないよ!日時:3月24日(土)時間:Am10時~11時半     12時半~14時 ご予約済み     14時半~16時(全て90分で行わせて頂きます)※これ以降の時間が希望の場合は対応させて頂きますのでお知らせくださいね。場所:宮城県仙台市内(ご参加くださる方にお知らせします)個別カウンセリング料:通常価格ー90分15,000円(個性分析シート付)           モニター特別価格ー90分3,000円(個性分析シート付)※モニターご希望の方はプライベート情報など伏せてお客様の声としてブログ掲載にご協力頂ける方に限ります。何卒よろしくお願いいたします。※分析シートはお子様の生年月日が必要になりますので申し込み時にお知らせ下さい。人数:3名様   残り2名様新年度に向けて1つ1つ前進できるようお手伝いさせていただきます。お申込みはこちらから↓

別室・保健室・支援室・・・あ~私の居場所はどこだろう?

こんばんは。不登校児の経験カウンセラー山田久美です。今日も数多くのページから読んで下さり有難うございます。「家って居場所ですよね」「学校にも居場所を作ってあげるにはどうしたらいいんでしょうか?」そんなことを考える私。不登校は朝起きられないから始まったり、お腹が痛い、微熱がある、だるいと症状としては身体的から心身的なものまで幅広い。そんな様子の子供が学校を1日、2日と休み、長くなってくるにつれての不安は半端ないものがあります。だからどうしても学校へ行って欲しくて先生に相談してみる。「学校で居場所を作ってあげるにはどうしたらいいんでしょうか?」先生から「教室以外の場所」の話が出る。別の場所?どこ?不登校になってからいくつもの段階があります。(第一段階)行き渋り、習い事や部活を休む、頭では行こうと思っている、布団から起き上がらない、顔色が暗い、無口になる。(第二段階)身体的要因(頭痛、だるさ、下痢、腹痛など)、感情の乱れ、面倒くさがる、先生や友達と会うことを拒否する。(第三段階)1日中布団から出ない、ぼーっとしている時間が多くなる、用事以外は部屋から出ない。(第四段階)ゲームやパソコンを1日中やっている、歯を磨かない、お風呂に入るのを嫌がる、勉強はしない、パジャマで過ごすことが多い。(第五段階)話しをするようになる(しゃべると長くなり出す)、家族と一緒に食事をしながら笑顔が出てくる、家に居ること以外の思いが出てくる、~しようかなと言ってくる。(第六段階)学校へ行ってみようかな?と言ってみたりする、自分の将来を語るようになってくる、友達と話すことを望むようになる、休日に外に出たりできる。(第七段階)人に会うことが苦痛でなくなる、将来を語るようになる、友達や先生のことが気になる、突然ポツっと学校へ行ってみることができるようになる。気持ち、行動で学校へ行かず、身体的苦痛を感じ、攻撃的になったり感情の起伏が激しくなる。そんな流れの途中で親は段々と自分の子供の将来や学校への不安を覚える時にいくつかの選択が出てきます。「保健室」「別室」「支援室」教室ではなく学校内にある場所で過ごすことが許可され、そこから1歩ずつ居場所を作っていく。教室登校を復帰とする為の前提としてそれぞれの場所で過ごしてみるのはどうですか?ということを学校から言われる。人は居場所が必要です。自分はここに居てもいいんだろうか?自分は必要とされているのだろうか?そんなことを考え自分がこの場所で何をして行き、何を求め何をやっていくものなのかを考える所として居場所があるわけです。ずっとそこに居てもいいわけです。別室登校で3年間過ごすことだってアリ。支援室や教室を行き来することだってアリ。色々なやり方があるってこと、そんな居場所の存在があるってことを子供達にも伝えていく。「教室には行かれないけど、自分のペースで登校して自分のペースで授業をやっていく場所」として選んでいけるんです。他にも学校外でフリースクールや支援学校などもあります。子供、親それぞれの立場から選りすぐりの場所を見つけていけることもできるってことを知っているだけで違うと思います。答えは急がなくてもいいんだよ、やってみてダメなら次へ。そんなことが言える学校作りにしていけたらいいですね。